デジタル化の順番は、目の前の箱の上から順にスキャンしています。令和3年2月21日(土)の診察室(名誉院長室)の片付けの際、うさぎさん関係は直接従事することはありませんが、とっても懐かしく?貴重なので、積極的に日野村に疎開させていただきました。今回も、現像した写真とネガがあります。ネガの方をスキャンしました。現像写真がおよそ80枚ですが、ネガは100枚くらいあります。ご覧になりたい方はどうぞ・・・S62のウサギというラベルにしました。N.3の直前の昭和62年年末から年明けに行われた実験のようです。

おそらく当時の一眼レフでウサギの耳に白熱球のライトを照らして、すかして撮っているので絞りとフィルムの巻き忘れの2重どりなど苦労しているようすが、伺えます。実験の手技は、論文では細かく描写(記述)しないので、ノウハウがよくわかります。

おそらく実験前の正常な状態を写真に記録として撮ったのだと。

 

褥瘡(じょくそう)研究のお写真(データ)です。ネガと現像した写真で全部で42枚ほどあります。ごらんになりたい方はどうぞ。

褥瘡は、一般に、床ずれともよばれます。寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、穴が開くほどの傷ができることがあります。実際に人間では実験できないので、ウサギの耳の血管がよく見えるので圧迫して模擬的に実験をしていた時代です。

昭和63年(1988年)の2月から3月というのがわかりました。実験のウサギさんは複数匹いるみたいで、2つの耳の一方を無処置(コントロール)、片方にタウリンを打って比較をしているようです。時間軸通りに並べたいところですが、デジカメのない時代なので、結構ネガにピンボケとか失敗があり、上手に並んでないです。無処置の方に穴が開いてしまっているのが結果です。

 

Materials Sintered Hydroxyapatite and SUS 316

そういえば、矢野先生のお部屋にこのヤギさんの義足をつけた写真が飾ってあった。原本を見たい方は、どうぞ。でも、解説はできないかも・・・です。いわゆる、張り付けてフィルムカバーをするフエルアルバムの上からスキャンしました。

 

 

全部で54枚あります。

研究室の整理整頓といっても、片付づけている途中に出てきた写真を捨てるのも忍びないのでスキャンしてデジタルデータにしました。およそ800ファイルありました。その中に2枚だけ、2Fから4Fに引っ越す時にはすでに、脚がこわれて捨ててしまった丸テーブルでのお写真がありました。現在、食品加工などの作業員の姿勢・疲労・生産性などを検討しているので、研究の流れは続いております。

 

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