褥瘡(じょくそう)研究のお写真(データ)です。ネガと現像した写真で全部で42枚ほどあります。ごらんになりたい方はどうぞ。

褥瘡は、一般に、床ずれともよばれます。寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、穴が開くほどの傷ができることがあります。実際に人間では実験できないので、ウサギの耳の血管がよく見えるので圧迫して模擬的に実験をしていた時代です。

昭和63年(1988年)の2月から3月というのがわかりました。実験のウサギさんは複数匹いるみたいで、2つの耳の一方を無処置(コントロール)、片方にタウリンを打って比較をしているようです。時間軸通りに並べたいところですが、デジカメのない時代なので、結構ネガにピンボケとか失敗があり、上手に並んでないです。無処置の方に穴が開いてしまっているのが結果です。